本 各1€
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お渡しは、Woluwe-St.Pierreの拙宅でとなります。
-- 2022-09-17 追記 --
狩人の悪夢 : 著者自身を推理作家として同名で登場させる作家アリスシリーズ。作家アリスは、人気ホラー作家に招かれた彼の山荘近くで殺人事件に遭遇する。一見、即犯人逮捕と思われた事件が暗礁に乗り上げ、臨床犯罪学者と作家アリスの事件捜査が始まる。普通のミステリーと思わせて最後の捻りは見事、中々楽しめるストーリーです。
虹果て村の秘密 : 著者が子供の頃を思い出しながら書き下ろした作品で、主人公は推理小説好きの12歳の少年と、刑事になるのが夢の同級生の少女。何事にも積極的な少女と彼女に何となく引きずられる少年が、山奥の村で過ごす夏休み中に起こる事件の謎に挑む冒険小説です。未来の推理小説作家と少女刑事の冒険なのが斬新で楽しく読めました。読んでいて、軽井沢を舞台にした内田康夫著の僕が探偵だった夏、を思い出しました。
暗い宿 : 廃業した民宿、南の島のリゾートホテル、冬の温泉旅館、都心の名門ホテル。様々な宿で起こる奇妙な事件に、臨床犯罪学者火村と推理作家のアリスのコンビが謎に挑むミステリー短編集です。
スキップ : 昭和40年代、17歳の一ノ瀬真理子は夕方うたた寝をして目を覚ますと、そこには桜木真理子となった自分がいた。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。私は一体どうなってしまったのか。身体は40代も心は高校生。青春時代を途中で奪われ、しかも見知らぬ世界で時代で生きていかなければならなくなった女性の、切なくも健気で心温まる冒険物語です。
夏美のホタル : プロのカメラマンを目指すも自分の才能に自信を失いかけている写真専門科の男子学生と、幼稚園教諭でバイク好きの彼女が、山里のよろず屋で過ごすひと夏の出来事を、美しい情景描写の中で描いています。よろず屋の住人であるおばあさん親子との出会いは、若いカップルのその後の人生に大きな影響を与えます。とっても爽やかな読後感です。
斜め屋敷の犯罪 : 本格的探偵推理小説です。斜めに傾斜して建てられた館に招待された客が次々と密室の中で殺され、警察が全くお手上げの事件に名探偵が登場するという、ミステリーの王道を行く作品です。しかもその探偵役は極度に空気が読めず、ピントの外れた言動で相手を呆れさせ怒らせるという、読み手にとっては笑えるキャラの持ち主です。
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- カテゴリー
- 本・教材・マンガ
- 価格
- 1ユーロ
- 受け渡し方法
- 手渡しのみ
- 譲渡期間
- 2022年9月13日以降
- 対応エリア
- Bruxelles
- 投稿者
- さかなクン
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