日本では昨年７月の参議院選挙の結果、「改憲派」の議席が２/３に達し、いよいよ「改憲」が現実味を帯びてきました。一方、２０１２年に自民党が発表した改憲草案では、現行憲法の自由や人権に関する規定に制限が加えられたり削除されたりしており、多くの専門家から草案への懸念が表明されています。私たちは現行憲法のもと、自由・人権・平和などを享受してきたといえますが、改憲するとどうなるのでしょうか？改憲で最初に手掛けるといわれている「緊急事態条項」は本当に憲法に規定する必要があるのでしょうか？
今回の学習会では、改憲問題についての新鮮な切り口とわかりやすい解説で定評のある内山宙弁護士にスカイプでご登壇いただきます。お話を聞く前に、準備として、改憲派の主張について紹介し意見交換する機会も設けたいと思います。みなさん奮ってご参加ください。

2017年2月4日（土）１３：００～１６:３０ごろ　
場所： SOAS University of LondonのG51a　教室　（Main　Building）
講師：内山　宙　弁護士

講師紹介
内山　宙（うちやま　ひろし）（弁護士、常葉大学非常勤講師）
裁判所での勤務と平行し弁護士資格を取得し2008年 弁護士登録、秘密保護法の強行採決で目覚め、市民を覚醒させる文筆活動をしている。
「スターウォーズで学ぶ緊急事態条項」や「ベルサイユのばらで学ぶ憲法」など、斬新な切り口の憲法カフェを多数開催。静岡県弁護士会憲法委員会、明日の自由を守る若手弁護士の会（あすわか）所属。著書に「憲法カフェへようこそ」（かもがわ出版、共著）。

＊当日、内山弁護士へのお礼のギフト代と運営費のためにみなさんに少額のカンパをお願いいたします。
また、閉会後、希望者で近くのカフェに行く予定です。

連絡先　
＊人数把握のため、参加希望される方は下のフォームで申し込みお願いいたします。
https://goo.gl/TPdTnN