2000年にカーネギーホールでNYデビューを飾り、サントリー・ホール、ウィグモアホール、ロイヤル・フェスティバル・ホールをはじめとする世界の最高ランクのホールでコンサートを行い、その力強い演奏が賞賛されてきた日本人ピアニスト、今井正のリサイタルが6月30日にPolish Social and Cultural Associationの劇場ホールにて行われます。収益の一部はナチス・ドイツが開発したエニグマ暗号機のポーランド・ダブル（世界に4台のみ）を所有するThe Pilsudski institute of Londonに寄付されます。

ポーランドが独立を果たしたのは今からちょうど100年前の1918年です。それまでポーランドは100年以上に渡って消滅状態にあり、ポーランド人芸術家達は祖国を失った痛切な思いを作品の中に表現しました。本リサイタルにおいては、失われた祖国へのアイデンティティや望郷の念を感じさせる作品が弾かれていきます。ショパンやパデレフスキの有名楽曲に加え、他ではあまり聴かれない、オギンスキやシマノフスキの楽曲をピアニスト自身による解説も交えながら紹介していきます。祖国とは何か、を今一度考えていただけるコンサートになれば、と思っております。Gramophone誌、International Piano誌、Independent紙、レコード芸術誌等、内外で高評価を受けてきた英国レーベルSonetto Classicsが自信を持って提供する特別公演です。

会場のPolish Social and Cultural Association内には美味しいポーランド料理を出す知る人ぞ知るレストラン、夜中まで開いているバーもあります。音楽と共に土曜日の夜をお楽しみください。

チケットは以下よりオーダーください。：http://goo.gl/ofG9Vi