コンサート・ピアニストによるピアノ・レッスンのお知らせです。

レッスンを行うAngelo Villani氏は、BBCやガーディアン紙で特集が組まれたこともある、イタリア系オーストラリア人の名ピアニストです。
http://www.theguardian.com/music/2012/oct/02/pianist-angelo-villani-moods-emotions
http://www.bbc.co.uk/programmes/b01s5mh0

彼はリスト、ショパン、フランク、ラフマニノフのスペシャリストで、10代の時には母国で神童としてメディアを賑わせていました。ところが、1990年、モスクワで行われたチャイコフスキー国際コンクール参加時に、突然、原因不明の右手の故障を発症し、一線からの引退を余儀なくされました。ロンドンに移住後、右手の治療を続けながら、時折行う小規模の公演で注目を集め、リスト協会会長のレスリー・ハワード、巨匠ニコライ・デミジェンコらを始めとする識者達にその音楽性を高く評価されるようになり、その名声が少しずつロンドンの音楽関係者に浸透していきます。2011年からコンサート活動を少しずつ再開。豪快かつ繊細なピアニズム、ロマンティックな演奏解釈が高く評価されています。

https://www.youtube.com/watch?v=JlZwdV-t3Cc&feature=youtu.be&t=17m38s

現在は右手の治療を続けながらCD録音の準備に専念しており、その傍ら、スクールやプライベートでピアノを教えています。

以下にVillani氏の演奏録音、映像、BBCなどのインタビューがあります。インタビュー音声からもわかるように穏やかで素晴らしい人物です。彼からは単なる指先の技術だけではなく、豊かな表現力、色彩感豊かな音色の出し方、ペダリングなど、ピアノ演奏の真髄を学べます。

http://www.fugue.us/Villani-J.html
http://www.fugue.us/Villani.html
http://sonettoclassics.com/recordings.html

レッスン対象者は子供を含む初心者からプロのピアニストまで。Villani氏は初心者のレッスン経験は豊富で、今も多くの子どもたちが彼からピアノを教わっています。また、リストのとある作品を仕上げたい、ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番をチェックしてほしい、という音大生やプロのピアニストの方にもお勧めです。Villani氏は英国在住の国際的に著名なピアニスト達からも尊敬されており、「神童」ベンジャミン・グロヴナー、名ピアニストで現在ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックのピアノ科教授であるダニエル＝ベン・ピエナール、中国の新星ウー・チェンらも、Villani氏のレッスンを受けた事があります。

日本人生徒のレッスン経験もありますので、日本人にも理解しやすい英語を話します。場所はグリニッジのWestcomb Park駅徒歩10分にあるVillani氏宅です。レッスンの言語は英語、ピアノはベヒシュタインのグランドピアノです。レッスン料は以下になります。

Pay as you go Rates (Cash):
120mins-£110
90mins -£85
60mins- £60
30mins- £40

By the term(min 10 lessons per term)
120mins- £88 (x10)=£880
90mins- £75 (x10)=£750
60mins- £48 (x10)=£480
30mins- £35 (x10)=£350

もし興味のある方、ervinNy@fugue.usまで連絡ください。日本語で問い合わせOKです。