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    イタリア語・日本語通訳サービス

    6月14日
    私は大学時代、日本語文化学科を専攻し、日本語に触れる機会が多い環境の中で過ごしました。憧れであった日本へ渡り、日本語能力を向上させ、日本での職場文化を学びました。イタリアから出ることで、これまでイタリア人として観念、世界観、根本から考え直す機会に恵まれました。憧れであった日本で自分を試すことで、イタリアでは到底経験し得ないことを多く体験しました。 日本滞在中は、社会人体験のみならず、交換留学生として早稲田大学においてビジネスコミュニケーションを勉強したり、また実際に働きながら、人としてのマナーを学びながら、通訳としての経験も積みました。...
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イタリアの就職事情

イタリアは南ヨーロッパに位置するEU加盟国です。首都はローマ、日本の面積の約80%の大きさの国土に人口約6000万人が住んでいます。

公用語イタリア語
通貨ユーロ
宗教キリスト教(80%)、無宗教(15%)、その他の宗教(5%)
日本との時差8時間(日本より8時間遅い)

イタリアの経済成長はユーロ圏諸国の経済成長よりも緩いのが特徴です。

2018年11月のイタリア国家統計局(ISTAT)によると、雇用率は58.7%(日本の就業率は2018年2月で76%)、2018年8月の時点で失業率は9.7%(日本は2.4%)と報告されています。

イタリア北部では産業が発展しており多くの個人企業が知られていますが、一方南部は農業が中心となっており非雇用率も南部の方が高くなっています。イタリアの学生が卒業して見つける主な産業は、自動車産業、化学工業、エンジニアリング、保険業、そして通信業となっています。

また世界中の多くの観光客がイタリアを訪れるため観光業における雇用機会は多いものの、正規雇用より契約社員やパートタイムとしての需要が多いのが特徴です。

しかしイタリアでは即戦力を必要とされるため、特に若者の雇用率は低く15歳から24歳までの失業率が高くなっており就職難となっています。

職を見つけるのが難しいイタリアでは一度就職をすると転職をする人が少ないので、なかなか欠員が出ず若者にとっては非常に不利な就職背景です。特に紹介やコネクションがないと、就職を見つけにくい状況となっています。

イタリア企業の福利厚生・待遇

イタリア企業における福利厚生は、有給が最低でも14日から20日間与えられます。

賞与

イタリアでは、12月にトレディチェージマ・メンシリタ(Tredicesima mensilità)と呼ばれる約1か月分のボーナスが支給されます。

会社によっては夏にも支給されるところもあるようですが、すべての会社が義務になっているわけではないようです。

通勤手当

イタリアの会社では、通常、通勤手当は支給されません。自分の中でやりくりする必要があります。

退職金

どの会社でも退職金が支給されます。これは社会保障制度によるもので、どの会社でも適用されています。

イタリア企業の平均給料・給与事情

イタリアの給与は一般的にかなり低いと言われています。平均月給額は1500ユーロ、平均年収額は30,000ユーロほどです。

理由はイタリア国内の税金が非常に高く、また厚生年金や国民健康保険、その他税金などを納めると手取り額が少なくなってしまうという仕組みにあります。これらが全体の約40%以上を占めており、天引きになると手取り額が少なくなってしまうのです。

給与相場

現地採用の一般採用月約1,200ユーロ
ソフトウェア開発者月約1,700ユーロ
イタリアの日本人向け求人・仕事・職種・業種

イタリアで人気・有望な職種や業種

イタリアに多い産業は、自動車、化学工業、保険、テレコム、エンジニアリング業界です。

The Organisation for Economic Co-operation and Development (OECD) による2017年のレポートGetting Skills Rightでは、事務、コンピューター・エレクトロニクス、エンジニアリング、教育、トレーニング、テクノロジー、数学系といった分野の経験、知見、スキルを持った人材が非常に少なくなっているとのことです。

この辺りの職種は有望だと考えられるでしょう。

日本人にチャンスの多い職種や業種

1)日本企業

日本人にチャンスが多い職種は、やはり日本企業のイタリア支社です。

イタリアに出ている日系企業は、自動車、商社、機械、薬品といった産業が進出しており、日本人向け求人として出ている業務は、営業職、技術営業職一般事務職などがあります。

2) 語学を生かして、通訳・翻訳

通訳・翻訳といった職種もあります。また観光企業で日本語ができる人材を募集することもあります。

ただしこちらは採用する機会が少ないので、常にアンテナを張ってタイミングよく募集を見つけることが大事です。

3)現地の日本食レストラン

現地の日本食レストラン(日本人オーナー及びイタリア人オーナー)は、日本人を募集することがあります。

語学などをほぼ問われないケースが多いようです。ただし不法労働にならないように契約内容をきちんと確認することが大事です。

4)日本語教師

募集案件数そのものが多いわけではないですが、日本語教師の募集も出されます。

5)外資系企業

外資系企業でもチャンスはあります。ただし外資系企業の場合は、その分野における経験、スキルの他にイタリア語そして英語力を問われることが多いのが特徴です

現地で正社員採用を目指す方法・給料・注意点

日本人が現地採用される求人の例

イタリア現地で日本人が採用される例として、日系企業の現地顧客カスタマーサービス、オペレーションサービス、そして現地営業サポートといった求人があります。

イタリアで正規採用される方法

日本の求人サイトでイタリア勤務の案件を探すなど、常に日本の求人サイトを確認することは大事です。現地での求人サイトなどに登録したり、自分が就職を探しているといったアピールを現地のネットワークを通じて行うことも肝心になります。

また大学卒業後であれば、企業が募集しているインターンシップなどに参加し、職務経験を積むこともできます。インターン先のネットワークで正規採用の機会をうかがうことも1つのチャンスでしょう。

イタリアで正規採用された場合の給与例

イタリアで正規採用される場合の給与は、イタリアの現地採用の人たちと同じ待遇になります。

企業によってもその給与内容は変わってきますが、税金諸々控除された金額で、平均給与額は月約1200~1500ユーロといったところでしょう。日本人駐在員とは待遇そのものが違うことに注意が必要です。

イタリアで正規採用される際の注意

採用が決まった会社とは必ず契約を正式に行い契約事項をきちんと確認ましょう。通常採用が決まった場合には契約を行うのが普通ですが、イタリアには「ラヴォーロ・ネーロ (Lavoro nero)」といった闇労働が存在するので注意が必要です。

闇労働のケースの中には契約を正式に交わさず雇用するケースがあり、口約束だけで入社したが故に給料が支払われなかったり、不当な扱いを受ける場合があります。そうなった場合、正規採用ではないため、相談する場所もありません。この点には気を付けましょう。

海外駐在員を目指す方法・給料・注意点

海外駐在員を目指す方法

海外駐在員をイタリアで目指す場合、日本の求人サイトなどで募集がかかっているイタリア駐在案件をタイミングよく見つけることが1つの方法です。これは絶対数が少ないので、常にチェックすることが大事です。

イタリアで日本人駐在員の求人の例

某企業イタリア支社ー日本人駐在求人の例

職種自動車工業
目的営業拠点立ち上げのための募集
募集内容拠点マネジメント、メーカーとの折衝、受注から生産までのフロー管理、マーケット情報アップデート
募集条件学歴、年齢不問、語学(英語TOEIC 650点以上)
待遇昇給、賞与、各種社会保険完備、交通費支給、住宅手当、家族手当、役職手当、出張手当、退職金、財形貯蓄

イタリア駐在員の給与例

企業によっても、その役職によってもその金額は変わってきます。上記求人例の内容での給与例を取ってみてみると、固定給は23万円以上となっています。

イタリアで駐在員になる場合の注意点

1)イタリアと日本の時差に気を付ける

イタリアと日本の時差の開きは大きく8時間あります。会議など日本の本社の時間に合わせて仕事をしなくてはいけない場合も多くなります。

2)現地社員に日本と同じ雇用環境を求めない

日本と違い、イタリア人は休みをきっちりとり残業は滅多にしません。駐在員は日本から要求される内容も含め、その業務量は必然的に多くなることも予測されます。

またイタリア人は業務における「対応策」を特に考える人は少なく、問題が起きるとその場で考える傾向にある人が多いようです。日本と同じ環境を求めないように、自分をコントロールすることも大事になってきます。

就労ビザの取得条件・申請方法

晴れてイタリアの企業と労働契約を結べたら、次はビザ申請です。

イタリアには駐在員や現地採用の人達が対象となる「被雇用者就労向けビザ」と、自営業の人が必要となる「自由業就労ビザ」、「スタートアップビザ」の3種類があります。

就労ビザ = 被雇用労働許可証

就労ビザを取得するには、雇用主がビザサポートをします。ここでは、就労ビザを取得するまで流れをステップごとに説明します。

1:デクレート・フルッシ(Decreto Flussi)の解禁を待つ

イタリアでは年々就労ビザの取得が難しくなってきており、就労ビザを取得する前に「デクレート・フルッシ(=就労ビザ)」を申請する機会を与えるという法令が解禁するのを待つ必要があります。

これは移民就労者に対し人数枠、国籍による人数制限を設けているものです。

2:オンラインでフルッシの応募を行う

デクレート・フルッシが解禁になったら、オンラインでこのフルッシの応募を行います。

3:労働許可証を移民局で発行してもらう

フルッシの労働許可獲得の枠に入ったら、労働許可証を移民局で発行してもらいます。

この時、雇用主は労働局に被雇用者の最終学歴証明(イタリア語訳)、労働契約書、雇用理由書などの書類を提出し申請します。(許可までに数週間で発給される場合もあれば、長くて半年以上かかる場合もあるので注意。)

4:中央警察の外国人課に提出する

雇用主は発行された労働許可証について被雇用者の犯罪歴など調べるため、中央警察の外国人課に提出します。

特に問題がなければ認証証明書が発行されます。被雇用者は、申請中は日本で待機しなくてはならなりません。

5:必要書類を提出しビザを申請する

認証証明書が発行されたら、就労予定者は在イタリア大使館に「ビザ申請様式」「パスポート」「ワークパーミット(労働許可証)」「中央警察署発行の文書内容証明」などを提出しビザを申請します。

6:就労ビザで入国後に滞在許可証を取得する

就労ビザを受けたらイタリアに就労ビザで入国。滞在許可証を取得するため、現地の中央警察署、外国人課に行き以下を提出します。

  • 住居証明書
  • 労働許可証(文書内容証明付き)
  • パスポートコピー
  • 労働契約書
  • 写真
  • 印紙

尚、就労ビザは最長で2年間の有効期限です。

ビザ取得にあたっての注意点

留意したいのは、イタリアでは年々、就労ビザの取得が難しくなってきているということです。

イタリアで就労ビザを取得する前に「デクレート・フルッシ(Decreto Flussi=就労ビザ)」を申請する機会を与える法令の解禁を待つ必要があります。これは移民就労者に対し人数枠、国籍による人数制限を設けているものです。

働く上で必要な英語力(語学力)・職歴・資格

英語力

イタリアで働く上でイタリア語を話すことは必須条件ですが、英語力があると更なる利点となります。

実際、ローカルのイタリア人は英語が流暢ではないため、英語がビジネスレベルで話せ(流暢であること)、コミュニケーションをしっかりとれることは、外資系企業、観光企業などの採用において大変有利です。

また最近は中国企業、観光客も多いため、中国語を話せることも就職の幅が広がるでしょう。

学歴

企業ではほとんどのイタリア人は大学卒です。企業就職を望む場合は大学卒は有利となるでしょう。

日本語教師、通訳・翻訳でも大学卒が多いのが実情です。レストラン、施工管理技術者等、専門職の場合は、学歴より、経験、スキルを重視される傾向にあります。

職歴

経験を重んじるイタリアでは、即戦力を求めます。従って職歴は大事な材料です。自分がどのような経験をし、それを使って企業にどのように貢献できるか、それはなぜなのか、といったアピールできるスキルも必要です。

実際、企業は実務経験3年~5年を持っている人材を求めている傾向にあります。

イタリア語が話せなくてもできる、日本語のみの仕事はあるか

日本人の観光客が減少しているイタリアでは、日本語能力だけで仕事が見つかるというケースは相当難しくなっています。

通常の職種を探すよりも職種としては限定されますが、以下のような職種では語学不問、未経験のみでも募集をしている場合があります。

日本食レストランのキッチン

日本食レストランでのキッチンでのお仕事は、未経験、語学力不問といった条件で募集をしているレストランがあります。

ただこの場合、正規社員という形ではなくパートタイムといった雇用形態になる可能性があります。

その他にも、日系企業で日本人しかいないオフィスで募集されている日本人営業のアシスタントであったり、日本語のみの仕事であれば募集されているタイミングにチャレンジすることはできます。

イタリア留学から就職する方法

就学中

就学中はできるだけネットワークを広げる努力をしましょう。イタリアでの就職はコネクションが大事になってきているからです。イタリアでは即戦力が必要とされるため、正規就職はそれほど容易なものではありません。

独自のネットワークを広げ、求人を紹介してもらうのは重要となります。また可能であれば、就学中に英語力を高めたりする努力もしておきましょう。イタリアでは、英語が流暢に話せることも就職には有利となるからです。

卒業後

経験を重視するイタリアでは、大学卒業後では簡単に職が見つからないケースがほとんどです。企業が募集しているインターンシップなどに参加して、まずは企業経験を積むことが大事です。

また、イタリアにある日本の企業や外国企業にアプローチをしたり、就職エージェントに登録したりするなどすることも大事です。

ネットワークを広げ、常に情報を収集する努力も怠らないようにしましょう。

新卒・未経験のイタリア就職

日本とは違うイタリア就職活動

日本のようにイタリアでは新卒説明会といったイベントはありません。自分で探す強い心意気が大事です。イタリアの新卒ですら就職活動は難航します。

イタリアではコネクションが大事なポイントになります。自分が仕事を探している旨などを伝えるアピールが必要です。

日本の就職エージェントに登録してイタリアにある日本企業の求人に応募したり、またイタリア現地の企業に自分でアプローチしていくのも1つの方法です。

また、現地日本人のコミュニティサイトなどで探すなど、常に情報収集しましょう。

新卒に求められる能力

即戦力を求められるイタリアでは未経験は非常に厳しい条件となります。語学力は最低限のスキルとして確保しましょう。

イタリア語は勿論、英語はTOEIC650点くらいのレベルを確保したいものです。イタリア人は英語力がそれほど流暢でない人も多いので一つの有利なスキルとなります。

また、20代のうちにできるだけ経験を積むべく、いろいろな仕事を経験しておくのも重要です。

日本とイタリアの企業・働き方の違い

家族との時間を重要視するイタリアでは、企業文化としてワークライフバランスを重んじる傾向にあります。イタリア人はおしゃべりは多いものの仕事時間は集中して働き、就業後は家族や友人との時間を過ごします。

Eurostatの2017年の調査によると、イタリアでの労働時間は、平均週に39時間そして最大で40時間と報告されているだけに、残業をする傾向がほぼ無いことが分かります。

また、イタリアでは有給が少なくとも年間20日、加えて祝日が12日あります。 他ヨーロッパ諸国同様、長期休暇を取りバケーションを楽しみます。

イタリアの物価・生活費

その対象にもよりますが、イタリアの物価は比較的日本と同等かそれより若干安いと感じるものもあります。ただし全体年収が日本に比較すると低いため、しっかりとやりくりをする必要があります。

一番大きく占めるのが住居費。そして光熱費が意外にも高くつきます。またイタリアならではの食材や、ドリンク類(エスプレッソ、カプチーノなど)は日本に比較するとかなり安い値段で楽しむことができます。

生活費の相場

住居費

シティエリアであると1ベッドルームで約700ユーロ。電車で30分でシティエリアから離れると約450ユーロくらいとなります。

特に光熱費(電気、水道、ヒーター、クーラー)は、意外にも高く月に146ユーロくらいかかってしまう場合があるので、夏の冷房などは極力控えめに使用したりするなどの工夫が必要です。

食費

外食はほぼ日本と同等の価格になります。例えば、レストランでセット(3コース)を頼むと、50ユーロ、1つのメニューで約15ユーロとなります。

そのため現地の人は自炊をしており、会社にはお弁当を持っていきます。とはいえ、イタリアの食材であるパスタ、ピザ(ピッツェリア)などは安く、パスタなどは90円程度、ピザは一番シンプルなもので約5ユーロ、そしてカプチーノは2ユーロ以下で楽しむことができます。

またイタリアでは、会社帰りに軽くおつまみとドリンクを楽しむ習慣もあります。このような付き合いに参加する場合は、大抵10~12ユーロで楽しむことができます。

こういった機会に参加したくない場合は、イタリアでは断っても後ろめたく感じることはなく、むしろそういう人も多いので、楽な付き合い方ができます。

交通費

交通費は、電車の場合、大抵片道で1.5ユーロ。マンスリーパスで35ユーロです。ただし殆どの会社が交通費を支払う習慣がないので、現地の人はなるべく歩いたり、自転車を使い、交通費を極力最小限にしています。

タクシーは、初乗り5ユーロで、1km増えるたびに1.5ユーロが加算されます。

その他の生活費

その他、生活に必要になってくるインターネット代は約28ユーロ、携帯電話代などはプランにもよりますが約20ユーロ~です。

衣類はフランチャイズのブランド(ZARA, H&M)などは、ワンピース(夏用)で30ユーロくらいとなっています。

イタリアで働くメリット

イタリアで働くメリットとしては、以下3つの主な特徴があります。

1.有給休暇、長期休暇が取りやすい

日本と比較してイタリアでは有給休暇が取りやすい傾向にあります。特に夏になるとバケーション・シーズンで、1か月くらい休みを取る人も多く、長期休暇も取りやすいのが特徴です。

2.仕事後の付き合いといった強要がない

イタリアに限らずヨーロッパは個人主義なため、仕事後に飲み会といった機会は少なく「付き合い」といったしがらみはありません。

3.年齢の差があっても日本ほどの先輩・後輩感がない

年功序列が全くない、というわけではありませんが、イタリアでは年齢差があってもフランクに付き合える環境にあります。イタリアでは実力と経験を重視されます。

イタリアで働くデメリット

イタリアで働くデメリットは、以下の点があります。

1.交通費は自腹

イタリアで働く場合は、企業は交通費は負担しないので原則交通費は自腹となります。自転車などで交通の負担などを減らすなど工夫が必要です。

2.高い給与は望めない

給与平均は月1000ユーロ~月1300ユーロの中で、物価は日本と同程度のイタリア。ランチは自炊でお弁当を持っていくなど、お金のやりくりにはかなりシビアになる必要があります。

仕事の見つけ方

日本からイタリアの仕事を探す方法

日本でイタリアの職を探す方法は、転職エージェントなどのサイトなどに登録するのが一番早道でしょう。

またイタリアの企業のウェブサイトで採用募集などがかかっていないかを調べるといった方法があります。

イタリアで仕事を探す方法

現地で探す場合は、イタリア在住の日本人向けに出ている掲示板サイトなどで求人情報を探す方法があります。

また商工会議所などにあるイタリアの企業一覧を参照し、採用募集がかかっていないかを企業ホームページで調べ、片っ端からメールでアプローチしたり、LinkedInなどを利用して企業にコンタクトするのもいいかもしれません。

イタリアの機関を利用して情報を集める方法もあります。日本でいうハローワークのような機関である「Centro per Impiego」や「Direzione Provinciale del Lavoro」といった地方労働機関などもまわって相談してみましょう。

またスタートアップ企業をリストアップし、アプローチしていく方法もあります。

しかし、なんといっても重要なのはイタリアでのネットワークを作ることです。イタリアでの就職はコネクションがすべてといっても過言でないくらい大事な要素なので、現地の日本人コミュニティからローカルイタリアンコミュニティまで数多くのネットワークを作り、自分が職を探している旨をアピールすることが大事です。

選考の流れ

企業によっても様々ではありますが、通常履歴書を送付し書類選考にかかります。書類審査が通れば、面接に入ります。

面接は人事部門担当の人や直属の上司、そして会社によっては社長も入り、その数は合計1~3回程度でしょう。

ただし、採用許可が出たとしても油断してはいけないのが「Decreto Flussi(政府が毎年人数を限定して発行する労働許可枠)」が解禁されていないと就業が開始できないので注意が必要です。

イタリア企業で求められる人材像

イタリア企業で求められる人物像は、他国で働く際と同様なポイントで下記のようなポイントがあります。

1.コミュニケーション能力がある人

語学をパーフェクトに話すことばかりに捉われず、コミュニケーション能力がある人が求められます。

2.小さなことにこだわらず、おおらかに対応できる人

日本人とは違い、おおらかなイタリア人の気質。日本の企業では気になる細かい部分―根回しなどをして結論を出すのではなく、オープンにディスカッションして結論を導くため、変なこだわりを持たずイタリア人の気質に合わせていけるくらいの気力が持てる人が求められます。

またイタリア人は自分の否を認めないケースも多々あります。そんな時も図太く乗り越えられる気質が必要です。

3.日本人としてのきめ細やかなサービスも忘れない人

2とは若干矛盾しますが、社内ではイタリア人の気質に合わせられる図太さも必要ですが、日本人の顧客にはきちんと日本人サービスができる人が望まれます。

また、それを社内のイタリア人にきちんと説明してイタリア人の同僚や上司の理解を取れる力も要求されます。

4.仕事の能力を発揮できる人

イタリア人は一見おしゃべりが多かったり、お茶をする時間が多いなどカジュアルに仕事をしているように見えますが、実際は能力重視で評価をしています。

5.きちんと自分の意見を言える人

これはイタリアに限ったことではありませんが、イタリア人に対しきちんと自分の意見を言える人が求められます。

イタリア人は普段見せているカジュアルな態度とは違い、先方の話すことをじっくり聞き、理解しようとする姿勢があります。きちんと自分の意見を主張できる人が好まれます。

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