1977年3月に九州の有明高専を卒業し企業へ就職しました。今年の4月から40年目を迎えます。55歳となる直前の2011年10月からシンガポールで仕事をしています。45歳から埼玉大学大学院・経済科学研究科の修士・博士課程で環境定量分析や環境政策を学んだことから、最終学歴は「大学院」となりますが、私は15歳から20歳までの多感な時代を過ごし・学んだ「高専」を誇りに思っています。
というのも、今年60歳となる今でも、仕事や課題で発生したプラクティカルな問題を自分の頭で考え抜き解決していく過程を楽しむこと、問題解決に到達した時に何とも言えない喜びを味わうこと、が継続してできているからです。まさに、高専で身に着けた「技」と思っています。
シンカボールでは、今、高等教育が大きく変革しようとしいます。シンガホール5番目の国立大学としてSingapore Institute of Technology (SIT)の開校に向け着々と準備が進んでいます。これまでのアカデミック中心からプラクティカルな教育も含めたものへと大きく変革しようしているように思えます。というもの学生の80%をポリテク(シンガポール版・高専)から受け入れると聞いているからです。
縁があり、日本の現地駐在会社として現役高専生のインターシップの受け入れを昨年から行っています。今年も2月20日から27日まで2名の現役が来星します。これに合わせて思いついた訳ではありませんが、2月27日(土)午後に高専に在学されたことのある方々の「集まりの会」を行いたいと考えています。今の思いや高専への思い等を語り合い、共有化できればと思います。また、貴重な思いや意見等については「高等専門学校機構」を通して、現役学生へも届けることも考えていきたいと考えています。
場所等は集まりの状況から決めたいと思います。集まりの会に参加してみたい、という方々は、氏名、出身高専、電話番号、等を記入し、メールを送っていただければと思います。よろしくお願いします。