妻がアルゼンチンのインフレでとてもなげいています。きょうは何が何ペソ上がったなどなど。インタ-ネットで見ていると同じく日本もインフレ気味です。日本にいた時ちょうど安倍総理がアベノミックスでかつてない規模での金融緩和を日銀にさせました。しかし、安倍総理の理屈はデフレ(物価の下落)の反対はインフレ(物価の上昇)というのであり,この前提が間違っていると思います。これから日本はスタグフレ-ション(不況下のインフレ-ション)に苦しむと思います。それまでデフレ(物価の下落)だったのは世界の富が中国に集まって安い中国の品物が世界に出ていたので物価が安定していたからだと思います。今は中国の労働者の賃金もあがり中国の品物全体がインフレ気味なので世界中がインフレになると思います。今、日本の企業は大急ぎで中国から逃げ出してタイやミャンマ-に工場を移しています。日本にいた時(26年ほど前)、日本のバブルがはじけて土地価格が急落してたいへんな経験をしましたがこれからの中国もそうなりそうです。その時の日本の経験を、これからのアルゼンチンで経験することになりそうです。