人間が造ってきた生活道具や居住空間には多くの顔が隠れています。
現在、大阪の成安造形大学や各種デザイン学校の講師である阪東勲氏は、1977年転居先で隣家との境界杭に隠れていたユーモラスな顔を発見して以降、デザインの仕事をする傍ら日常生活に隠れている顔を追い求め続けてきました。その写真集は、1994年週間文春で特集され話題になり、全国の百貨店や美術館での展示会やワークショップにて紹介され、日本のみならずイタリアやアメリカの雑誌にも取り上げられております。この度、本人が望んでいた海外での初展示会を、パリ20区に位置するデザイン学校、オートグラフAutografにて、実現することとなりました。
パリの日常に隠れた顔たち、日本の各地で見つけた顔たち、私たちの日常に隠れた新しい発見を堪能して頂きたいと思います。3月28日18時半から5月4日まで開催しますので、ぜひお越しください。