なぜシンガポールは車が高額??
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今回はシンガポールの車のコストについてご説明いたします。
シンガポールの車の値段が、「非常に高い!」と思っている方はたくさんいらっしゃると思います。通常、日本の3~4倍もすると言われています。実は、最近もっと高くなっています。
例えば、今人気のホンダ・ヴェゼル、日本だったら約2,000,000円。シンガポールの新車は、120,000SGD、それは約10,000,000円!なんと5倍です!
なぜシンガポールの車はそんなに高い?この記事で、簡単にご説明させていただきます。
ひとつの車に対して、車体価格以外に色々な別料金がかかっています。そのコストのブレークダウンをしましょう。
1.OMV (Original Market Value)
OMVとは、他国から新車を買ってから、シンガポールまで輸入するまですべてのコスト。(車体価格、シッピングなど)
2.Excise Duty
シンガポールの税関に払う輸入税金。OMVの20%です。
3.ARF (Additional Registration Fee)
ARFは、新車を登録するときに、政府(LTA: Land Transport Authority)に払う料金です。これは、OMVによりますが、OMVの100%~180%です。
4.COE (Certificate of Entitlement)
COEは、新車を買うときに、必要なもの。10年間、車の所有権だと考えて良いと思います。COEは2週間に1回、政府のオークションで買えます。枚数は政府が決め、市場に流しています。そして、エンジンの排気量別にカテゴリが分かれます(1600cc以下 Cat A, 1600cc以上 Cat B)現在の価格は、Cat A, $59,200 (約5,000,000円)、 Cat B $61,100(約5,200,000円)
見れば分かるとおり、#3 と #4 はシンガポール独特で、そして車が非常に高くなる理由です。
では、簡単に計算しましょう。
新車ホンダ・ヴェゼル:
1.OMV 2,000,000円
2.Excise Duty (20%) 400,000円
3. ARF (100%) 2,000,000円
4. COE (Cat A) 5,000,000円
計:9,440,000円
もちろん、あとディーラーのマージンなど細かい料金はまだ足しておりませんので、結局10,000,000円は超えますね。
これで、シンガポールの車のコストについて、お分かりいただけたでしょうか?
次回の記事で、#3 ARF と #4 COE についてもう少し説明させていただきます。
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