私たち家族（夫婦＋娘5歳）は、昨年4月にタイに移住して来ました。でもその前に、数ヶ月赴任でバンコクに住んでいた事があります。

夫は、昔は日本の会社から、今はタイの会社からお給料をもらっています。
面白い事に、同じバンコクに住んでも、その数ヶ月と今とでは、お金の見え方がまるで変わりました。

例えば、300バーツのランチ。

今1バーツは、約3.4円ですね。もしも、今もまだ日本からの赴任中だったら、日本円に換算して「1,020円か。まぁ普通かな。」と気軽にお友達とランチに行っていたと思いますし、実際当時もそうしていました。

でもタイの会社からお給料を貰っている今は、違います。タイの物価は、日本のおおよそ3分の1だと思っています。300バーツのランチは、私たちにとってはなんと3,060円の価値になってしまうのです。

3,060円のランチ・・・払えない額ではありません。でも、頻繁には行けないですね。そのかわり今は、当時は絶対に行かなかったローカルなお店の開拓をしています。それはそれで、とても楽しいです。

それにしても、立場が変わるだけで、お金の価値が変わるというのは、本当に驚きでした。「高い、安い 」は、とても主観的な感覚なのですね。


このように元駐在妻、現移住妻、そして母の視点で「お金」について感じたことをつづっていこうと思っています。よかったらお付き合いください。


YUKI MATSUMOTO