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フルタイム就労ビザで就労希望 33歳女性 ドイツで働きたいです。
10月14日ご覧いただきありがとうございます。 現在観光ビザで入国しており、スイスとの国境境に滞在しボランティアをしています。現在の地域には10月いっぱい滞在予定です。観光ビザは12月中旬まで有効です。 ドイツでの就労を希望しています。 大学を卒業してから今まで日本で事務職をしておりましたが、職種は問いません。 飲食店勤務経験はないですが、人と接することが好きなので意欲があります。 大学生の時に1年間語学留学をしており、当時B2程度の資格を取得しました。現在はブランクがありB1レベル程度だと思います。 日本でまだ一人暮らしの部屋を借りているため、一度帰国する必要があります。... -
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アルバイト先探しています!(ワーホリ、ライプツィヒ)
10月4日投稿をご覧いただきありがとうございます。 現在、ライプツィヒ市内で仕事を探しております。26歳、女です。 ワーホリビザで9月末より滞在しておリます。 日本では学生時代に飲食店・塾でアルバイトをしていました。 社会人になってからは3年間、大学の教員として働いておりました。 現在語学学校に通っているため、平日14時以降・土日終日のシフト入り可能です。 語学レベル :日本語 ネイティブ ドイツ語 A2 英語 日常会話レベル レストランや日本食のお店でのアルバイト。 また、シッターなどのお仕事も引き受けます。 お声がけお待ちしております。 -
お仕事と住居を急遽求めています
10月4日こんにちは。読んでくださりありがとうございます。 緊急で仕事と住居を求めています。 私は今年4月からドイツに滞在している30代女性です。 来年4月までのワーキングホリデービザを取得しています。 この半年間は語学学校に通っていました。英語B2、ドイツ語A2レベルです。 希望勤務地をデュッセルドルフと記載しましたが、住居があるならどこでも働きます。 また、飲食店希望と記載しましたが、日本で保育士をしていたため幼稚園やベビーシッターとしても働けます。 よろしくお願いします。 -
ビザ有、長期で働ける職場を探しています
9月29日こんにちは! ドイツに滞在して6年目、現在ベルリン南部在住の岩と申します。 すぐ働けるビザを持っており、 以下の条件で10月から働ける仕事を探しています。 勤務日数: 月曜日から土曜日 VollzeitまたはTeilzeit 長期希望 資格: ・日本/製菓衛生師 ・ドイツ/Konditor-Geselle 経験: ・日本とドイツの両国で接客経験 ・日本のレストランでのキッチン経験 ・イベントスタッフ(日本)やスタジアム受付(ドイツ)他 希望する職種 飲食業に携わる仕事が理想ですが、 人と関わる仕事も大好きなので、 職種問わず探しています。... -
ワーホリでドイツにきています。アルバイト先探しています。
9月25日こんにちは。 ワーキングホリデーでベルリンに来月より伺う予定のYuと申します。 11月月より働くことができるアルバイト先を探しています。以前にヨーロッパで仕事したことがあるので日常英会話なら話すことができます。 来年の6月末までドイツに滞在の予定です。 よろしくお願いいたします。 Yu -
日系の飲食店、日本語での教育アルバイトを探しています。
9月6日現在17歳の女子学生です。午前中のみの学校に通っている為午後12時頃からシフト入り可能です。 語学レベル :日本語…ネイティブ ドイツ語…初心者レベル(勉強中) 英語…日常会話レベル レストランや日本食のお店でのアルバイト。 また、主に中学生以下のお子さんの日本語での教育関係のお仕事を探しております。 日本での中学受験、高校受験共に経験済の為帰国予定のお子さんの勉強のお手伝い等可能です。 お声がけお待ちしております。 -
日系の飲食店でのアルバイト勤務先を探しています。
9月6日日本食レストラン、日系の商品を販売しているお店での求人情報を探しています。 現在17歳の女子学生です。午前中のみの学校に通っている為午後12時頃からシフト入り可能です。土曜日出勤可能です。 語学レベル :日本語…ネイティブ ドイツ語…初心者レベル(勉強中) 英語…日常会話レベル 飲食店でのアルバイト経験はありませんが、コミュニケーション能力には自信があります。 イラストやデザインが得意な為広報面でも活躍の場があればと思っております。 お声がけお待ちしております。 -
ワーホリビザ求職中です
6月26日Dusseldorfにて2024年7月から9月および12月から2025年2月に就業させていただける場所を探しております。日本語はネイティブ、英語はTOEIC850点程度です。 日本にて海外営業経験3年ございます。 よろしくお願い申し上げます。 -
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アルバイト先を探しています
6月21日6/20日からミュンヘンにワーキングホリデービザできました。20歳の女です。 業種にはこだわりはありません。 アルバイトを探しているのですが語学力が英語もドイツ語も無いため日本語以外で意思疎通をとるのが難しいです。 これからドイツ語をオンラインの講座で勉強します。 職業経験は コンビニエンスストアで5年間 エステティシャンとして1年間あります。 もし可能でしたら同日から一緒にワーキングホリデービザできている20歳の男と一緒に雇っていただけると助かります 最後まで読んで頂きありがとうございます よろしくお願い致します -
⭐︎★期間限定★スタッフ募集★⭐︎
6月4日「Suzuki Nomnom Kitchen」では、7月から9月の期間限定で、キッチンスタッフとホールスタッフを募集しています。 募集要項 募集期間: 7月から9月まで 職種: キッチンスタッフ、ホールスタッフ 勤務条件: 週3回以上勤務可能な方 応募資格: 就労可能なビザをお持ちの方 ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。 -
フランクフルト近郊でTeilzeitでの仕事を探しています。
6月2日初めまして、現在ワーキングホリデーでドイツに滞在しているTと申します。 現在、フランクフルトに引越したため9月末までの新しいお仕事を探しています。 日本では、 ・コンビニのアルバイト ・デパ地下の販売員 ・事務職 ドイツでは、 ・日本食レストランのホール ・カフェスタッフ を経験しました。 ドイツはA2まで学び、6月からB1を受講する予定です。 週2〜3日の勤務をしたく、 半日学校半日アルバイトということを考えております。 ご連絡をお待ちしております。 -
デュッセルドルフで仕事を探しています。
5月19日投稿をご覧いただきありがとうございます。 現在、デュッセルドルフ市内で仕事を探しております。 ドイツ在住歴5年 フリーのビザを所有しています。 (期限は2026年2月まで) ドイツ語B1くらい出来ます。 ドイツでは飲食業と販売業の経験があります。 希望の勤務形態はTeilzeit です。 週3〜4日終日勤務可能です。 詳しい職歴や趣味などの詳細は、ご連絡いただけましたらお返事させていただきます。 より良い条件の元で働かせていただきたくこちらに投稿させていただきました。もしご興味ございましたらご連絡お待ちしております。よろしくお願いいたします。 -
レシピ提供、商品開発致します。
2月12日日本では、結婚式場やレストランで パティシエ、キッチン補佐として働き、 商品開発経験があります。 主に、コースの最後に出すデザート(アシェットデセール)、スイーツメインのカフェスイーツやパフェ。 日本の製菓専門学校を2016年に卒業しています。 日本食レストランやカフェのコンセプトに合った 商品開発、レシピを提供致します。 「既製品を使わず新しいメニューを作りたい」 「他の店舗がやっていないような新しい企画をしたい」 等の手助けが出来ればと思います。 1度出した案を他の店舗に提供することはありませんのでご安心ください。... -
なんでも家(ベルリン・ブランデンブルク州周辺)
2月12日こんにちは。ブランデンブルク州でAusbildung をしているMoeです。ドイツ生活6年目。30代女です。 生活費の足しに、臨時的に仕事を探しています。現在冬の間時間に余裕がありますが、一年中募集しております。予定が合えばお仕事可能ですので、一度ご連絡ください。 出来ること 運転、ドイツ語教師(初級)、簡単な事務処理(ワードエクセル見積書作成在庫管理など)、飲食店ホール(日独経験あり)、キッチン補助、レジ打ち、引っ越し手伝い、簡単な通訳翻訳、イベントお手伝い、など まだ経験はありませんが、ご説明頂ければ、ペットシッター等可能です。 交通費はご負担お願いします。... -
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デュッセルドルフ内でお仕事を探しています。
2月3日初めまして、現在デュッセルドルフに住んでいるドルと申します。 以下の条件にて、お仕事を探しています。 希望条件 ・minijobまたはTeilzeit ・お給料は12.50€〜 ・平日14時〜20時まで ・2024年9月末まで就労可能 ・ワーホリビザを所持 ミュンヘンにて短期間ですが、日本食レストランのホールで働いていました。 日本ではデパ地下でお弁当を販売・接客を経験しています。 現在のドイツ語レベルはA2です。 ご連絡をいただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。 -
飲食関係・起業のため共同経営者募集中です!
1月21日共同経営者募集中です! デュッセルドルフで飲食関係を一緒に起業しませんか? 飲食店で働いたことのある人、飲食業界に詳しい方 是非ぜひ宜しくお願いします。 ご連絡を頂けましたら詳しい内容など相談させて頂きます。 私はこれまではドイツでアパレル関係の仕事をしてきましたが思い切って今までやりたかった飲食関係の仕事を起業したいと考えています。 そのためデュッセルドルフの飲食店で働いた経歴があり、一緒に起業できる方を募っています。私自身はロンドンの大使館のあるメイフェア通りの日本食レストランで働いた経歴があります。... -
色んなことを経験して勉強したいです!
11月30日初めまして! 普段はドイツ企業にてお寿司を作る等のフルタイムで働かせていただいており、ビザはどこででも働けるビザを持っております! 時間が余っているので、色んなことを経験してみたいと思い投稿させていただきました! 場所にもよりますが週1日〜2日、平日11:30〜15:00/16:00までの希望です! よろしくお願いいたします! -
約2ヶ月間のアルバイトを探しています。
11月9日10月末よりワーキングホリデービザにてミュンヘンに滞在している29歳女性です。 1月26日(金)までミュンヘンの語学学校に通う予定をしており、 その間の短期でお仕事をさせていただけるところを探しています。 短期のため、語学も勉強できる環境であれば業種は問いません。 語学スキル:日本語 ネイティブ 英語 コミュニケーションをとれる程度 ドイツ語 現在勉強中で、A1クラスです 経験業種:接客販売・調理(とんかつ屋さんで揚げ物、お弁当の製造など) 受付・事務(大学の英語センターにて日本人の学生対応) ・MS word, excel,... -
アルバイト、ミニジョブ探してます。
10月21日ハレにある大学に通いながらバイトをしようと考えています。しかし小さな街ということもありドイツ語必須で、自分はまだまだドイツ語が喋れないのでアルバイト先に困っています。ライプツィヒなどハレから近い場所ならどこでも可能です。土日も働けます。本当に困ってます、どうかよろしくお願い致します! -
シェフとして仕事を探しております。
8月7日こんにちは。ご覧頂きありがとうございます。Yukiと申します。 短期ではありますがお仕事を探しております。もし興味のある方がいらっしゃいましたら、詳しくお話し伺いたいです。 調理師免許、スポーツ栄養資格保持 オーストラリアにて三年日本食レストランで実務経験有り。 ポーランドにて一年寿司レストランで実務経験有り。 天ぷら、焼き方、寿司が出来ます。 どうぞよろしくお願い致します。 -
ホール,キッチン希望
6月30日初めてご連絡いたします。Kouseiと申します。 求人を募集している,貴社がありましたらお気軽にメッセージください。 アルバイト(正社員)希望です。週3〜週5 午前9時〜夕方を希望しております。 簡単ではありますが、自己紹介をさせて頂きます。 ——- 年齢 19歳 語学 ドイツ語は少しできます。 英語はほぼできないに等しいです。 メールアドレス: Kane160524@gmail.com こちらにメッセージお願いします。 ——- 志望動機と自己PR) お客様と接する仕事が好きで、日本に在住時にコンビニエンスストアで3年間バイトをしていました。... -
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日本食レストランでの仕事を探しています
5月30日ドイツ在住歴4年 四年制大学卒 ドイツでの飲食業経験あり 日本での社会人経験あり 20代後半男性 フリービザ取得済み(来年5月に失効) ドイツ語B1、英語B1レベル デュッセルドルフ市内でTeilzeitで週に3日程度、 主に週末に働ける日本食レストランを探しています。 長期滞在予定の為、福利厚生が整っており今後のビザサポートもしていただける職場環境の良いところがありましたらご連絡いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 -
仕事を探しております|飲食店スタッフ、カフェスタッフ、バリスタ
3月2日2023年4月にドュッセルドルフに大学を始めます。5年間オランダで大学生として住んでいました。オランダでマーケティングの仕事を3年間させていただきました。夏休みの間にカフェーや飲食店などで働いた経験もあります。英語がC2、ドイツ語はA1です。ドイツA2の授業を受けてます。ドイツB1の授業を7月に始める予定です。 働かせていただけるお店等、レストラン、カフェがありましたらご連絡お待ちしております。 -- 2023-03-02 追記 --... -
レーゲンスブルクでワーホリ、アルバイト探してます!
2月25日4月からワーホリでレーゲンスブルクに渡航する、タムタムです。 現在、大学生です。 金銭的余裕がないため、アルバイトを探してます。 語学学校に通うので、ミニジョブでの勤務になると思います。 日本語教師の資格も持っているので、日本語教師もできます。 お問い合わせください。 -
仕事を探しております。
11月12日現在は日本にて、外資系IT企業に勤務しており来年2月からベルリン在住予定です。 ビザサポートをして頂ける仕事を探しております。 現在、英語は日常会話レベル、ドイツ語はA1までは習得し、勉強しながら働くという形になります。 少し日本語も使用できる職場だと助かります。 よろしくお願いいたします。
もし見つからなかった場合は、「求人・アルバイト」に投稿して、応募を募集しましょう!
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- ドイツの就職事情
ドイツの概要
ドイツの正式名称はドイツ連邦共和国。ドイツ語でBundesrepublik Deutschland(ブンデスリパブリック・ドイチュランド)と言います。
日本との時差は8時間(サマータイムは7時間)です。
ゲルマン系のドイツ語を母語とするドイツ民族であり、国民の約60%以上がクリスチャンです。
首都はベルリン、人口は8280万人、通過はユーロでヨーロッパ経済の中心地となっています。
ドイツの就職事情
ドイツでは学校の教育システムから日本とは大きく異なるので、一概に日本と就職事情を比較して就職率を出すことは難しいと言えます。
ドイツには独自の職人育成のための職業訓練(Ausbildung、アウスビルデュング)というものが存在し、「職業訓練を受けながら実際に社会人として働く」という制度があるためです。
美容師、眼鏡屋、補聴器屋など町にあるお店を起業するためには、この職業訓練であるアウスビルデュングを3年、その後マイスタースクールに1年通い「マイスター」の称号をもらわなければいけません。(日本食レストランなど海外文化の開業を除く)
職業訓練、さらにはマイスターになるための修行を経て初めて一人前となれるのです。
ドイツは古くから技術や産業分野で世界を牽引してきましたが、こういった厳しい制度で国を挙げて「職人」を育てていることが起因しているのかもしれません。
- ドイツ企業の福利厚生・待遇
ドイツに住むには日本でいう国民健康保険に加入することが必須です。保険料は月にいくら収入があるかによって変わります。
政府の公式サイトに細かく記載があるのでいくら払わなければいけないのか気になる方は参照すると良いでしょう。
日本と同様に、勤務先の企業が給料から天引きしてくれるので、企業に勤めている人は特に申請をする必要はありません。
日本とは違い、交通費を出してくれる会社は少ないといえます。大手企業や日系企業では会社の車を使用できたり、別途支給される場合もあります。
また、どのような職種についているかによっても待遇が異なりますので企業に問い合わせることをお勧めします。
人によって企業との契約内容が異なることがよくあるので、「給与に交通費の支払いを含める」等の交渉をすれば支払ってもらうことも可能でしょう。
- ドイツ企業の給料相場・給与事情
ドイツ企業の給与形態
ドイツでの給料は職業によって大きく異なります。例えば、ITやプログラマーなどはもっとも給料が高い職業の1つといえるでしょう。
「どこの大学を卒業したか」「職業訓練を受けたか」など取得したディプロマ(証明書)の数などによって左右される場合も多数みられます。
IT系の技術職
ITなどの技術職は大卒の新卒でも3,500ユーロ(約40万円)近い月収をもらえることもあります。
教師など公務員
教師などの公務員はドイツでも人気の職業です。ただし、州や職種によって給与形態が異なります。平均月収は2,000~4,000ユーロ(25〜45万円)程度です。
大工など職人
大工などの職人はマイスターになるまでは給与は低い傾向にあります。平均月収は1,400~2,500ユーロ(18万円〜31万円)くらいです。
ドイツの職人はマイスターになり起業しない限り、お金持ちになるのは難しいと言われています。
手取り給与に注意
特にドイツでは税金が非常に高く、場合によっては給与の半分が税金で無くなります。
手取り給与を計算した上で希望の額を伝えるようにしましょう。
給与交渉
給与額をあげたい場合は交渉です。日本では考えられないことですが、ドイツ人は自分の仕事以外のことはしません。
例え急ぎの用事で客から連絡が入っていたとしても、担当者が不在の場合は「私の責任では分からないので、担当者が戻る頃に連絡をしてください」と伝えます。
そのため、自分の業務範囲外の仕事を行なっている人は、「業務外のことをしているのだから給料をあげてほしい」と普通に交渉します。
ドイツの駐在員
ドイツはヨーロッパの経済の中心地でもあるのでたくさんの日系企業が存在します。
駐在員は日本から派遣されているため、ボーナス等は日本の給与基準で支払われることが多い傾向にあります。
なお、日系企業は現地採用で営業や事務員等を募集していますが、給与額は当然現地の基準となり、派遣されている駐在員とは待遇が異なります。
駐在員の平均年収は500万〜1,200万円ほどでしょう。その他に社用車の使用や日本への帰国費用の負担など、会社によって待遇は異なるので確認すると良いでしょう。
- ドイツの日本人向け求人・仕事・職種・業種
ドイツで人気・有望な職種
給与の点で言えば、やはりIT系やエンジニアが人気です。
ただ、「仕事のための人生ではなく、人生のための仕事」という概念が強いため「給与が低くても自分の好きなことをする」という考えの人がドイツ人には多いです。
制度も整っていることから、専門的な職業につく人が多い傾向にあります。
日本人にチャンスの多い求人
大きな都市に行けば、日本人にチャンスの多い求人は多数あります。日系企業の営業やグラフィックデザイン、営業事務など多岐に渡ります。
そういったホワイトカラーの職種はほとんどがドイツ語、最低でも英語を使えることが必須としている企業が大多数です。
語学不問となると日本食レストランが一番就職しやすいといえます。
- 現地採用を目指す方法・給料・注意点
ドイツで日本人が現地採用される求人の例
ドイツで日本人が採用される求人の例は多数あります。その中でも日本食レストランは定番中の定番です。
デュッセルドルフはもちろんのこと、ケルン・フランクフルト・ベルリン・ミュンヘンなどの大きな都市は必ずと言っていいほど日本食レストランがあるので、例え未経験だとしても正社員採用の可能性は高いと言えます。
また、日系企業は現地採用の事務員からヨーロッパ全体のマネージャーレベルまで幅広く募集しています。
日本語可の人材エージェントも多数あるのでネットを利用して探してみるのも良いでしょう。
ドイツで現地採用を目指す方法
日本人が窓口になっている人材エージェントが多数あるので、まずは登録をすることです。
日本語で書かれている現地在住の日本人用フリーペーパー「ニュースダイジェスト」にも求人が多数記載されています。月刊誌なので、どのような求人があるのか毎月チェックできます。
日系企業ではなく、現地の企業に就職したい場合も求人エージェントに登録することが近道となります。
日本でもお馴染みの「Indeed」や求人アプリの「Glassdoor」は地域や条件で求人を探すことができるのでお勧めです。
また、ハイクラス求人やヘッドハンティングなどを狙うのであれば、「LinkedIn」の求人機能を使用してみるのもひとつです。
「LinkedIn」はFacebookのようなSNSアプリですが、自分の経歴や自己アピールを掲載することが可能でドイツ国内のみならず、世界中からオファーを受けることができるのも魅力です。
自分の希望している地域で求人が見つからない場合や「どうしてもドイツのこの企業に就職したい!」という場合は、その企業のHPから求人に募集するか直接電話をしてアポイントにこぎつけるという道もあります。
ドイツで現地採用された場合の給与例
日本食レストランですと、1,800ユーロから2,000ユーロ(22万〜25万円)が相場と言えます。
その中に賄いが含まれていたり、中には住居付きの求人もあるので自分の生活レベルにあった求人を選ぶと良いでしょう。
日系企業・ドイツ現地企業では、任される職によりますが1,800〜3,000ユーロ(22万〜37万円)程度と言えます。
ただ、日系企業であっても現地の法人に変わりはないので、面接時の交渉で決まることも多々あります。自分の希望する額をしっかりと伝えられるようにしましょう。
ドイツで現地採用される場合の注意点
語学不問の求人だからと言って、「語学学校に通いながら日本食レストランに勤務しよう」という安易な発想で勤務することには思わぬ落とし穴があります。
日本人オーナーで「日本人だから親切に助けてくれるだろう」という気持ちでいても、実際は日本人同士だからと言って分かり合えるとは限りません。合う・合わないは人間同士なのでどこに勤務していてもあります。
特に海外で自力でゼロからスタートした現地の日本人は、苦労してきた歴史があるために「海外で就職したい、海外に住みたいからきました!」という安易な発想で移住してきた日本人に対し、厳しい傾向が一面もあります。
勤務条件もドイツの労働基準に従ってはいるものの、実際は日本人にありがちな「サービス残業は当たり前」「多少具合が悪くても出勤して当たり前」といった日本気質が残る店舗もあります。
こういった面では逆に「日本人だからわかるよね?」と言われ、せっかく海外に就職したのに日本と同じ環境・もしくはそれ以下で働くことになる場合も。
全てが全てそうではありませんが、そういった状況に陥らないためにも事前のリサーチはかなり重要です。
- 海外駐在員を目指す方法・給料・注意点
ドイツで日本人駐在員の求人の例
ドイツでの日本人駐在員の求人は、日系企業が進出している大きな都市での募集が主流です。ITエンジニアやセールスなど多岐に渡ります。
ドイツで駐在員を目指す方法
ドイツで駐在員を目指すには「ニュースダイジェスト」や「Indeed」など求人情報が掲載されているネットや掲示板、新聞を利用するのがベストでしょう。
ドイツ駐在員の給与例
駐在員の給与はピンキリといえます。日系企業の事務員やヨーロッパ全域におけるマネージャーレベルなど職種によって幅があります。
高いレベルになればなるほど、面接時の交渉や過去の経験から給与が決まる傾向にあるでしょう。
ドイツ駐在員になる場合の注意点
正社員の採用であっても、給与は日本から派遣されている駐在員とは待遇が異なりますので注意が必要です。
- 就労ビザの取得条件・申請方法
就労ビザとは何か
正確にはドイツには「就労ビザ」という名のものはありません。
滞在許可(Aufentsthalerlaubnis)と就労許可(Arbeitserlaubnis)という2つの許可証があって初めて就労が可能となります。
※ここではわかりやすく就労ビザと呼びます。
就労許可の種類
ドイツではこの「就労許可(Arbeitserlaubnis)」がなければ就労はできません。その種類は4種類です。
- 企業に紐づいている通常の就労ビザ
- フリーランスビザ
- アーティストビザ
- 配偶者ビザ
就労ビザ取得条件と申請方法
企業に紐づいている通常の就労ビザ
就労許可(Arbeitserlaubnis)を取得するためには、まず勤務先を決定する必要があります。
なぜなら、申請時に勤務先の契約書が必要だからです。
この就労ビザは契約書を交わした就労先と紐づいているため、ドイツで勤務して3年以内の人は転職するたびにこの就労ビザを新しく切り替えなくてはいけません。
3年以上勤務した場合は自由に転職できるビザに切り替えることが可能で、5年以上居住しドイツに税金を納めた場合は永住権の取得も可能です。
ただし、法律は流動的で常に変更されますので必要時には事前に確認が必要です。
フリーランスビザ
フリーランスビザは名の通りフリーランスで活動する人のためのビザです。
例えば「翻訳家」や「ライター」など企業に属さずに仕事をする人たちはフリーランスビザを取得することが可能です。
ビザの取得には「収入証明」または「収入見込み」や取引先企業からの紹介状などいくつか必要書類があり、それを持って審査されますので必ずしも取得できるビザとは限りません。
必要書類については管轄の外人局に問い合わせすることをお勧めします。
アーティストビザ
アーティストビザは音楽家や画家など、「アーティスト」として活動する人のためのビザです。
ただし、申請した内容以外で収入を得ることはできませんので「音楽家」として登録した人が他の仕事をすることは禁止されています。
配偶者ビザ
配偶者ビザはドイツ国籍をもつ男性または女性と結婚した人に与えられるビザです。近年は移民が増えていることもあり、偽装結婚などの審査が厳しくなっています。
配偶者ビザを取得するには、ゲーテインスティチュートなど国で定められたドイツ語検定でA1以上の証明書が必要です。
地域にもよりますが、外国人局でA1の証明となる簡単なテストを受けさせてくれるところもあります。
上記ビザの条件については全て流動的ですので事前に必ずチェックすることをお勧めします。(参照サイト
- ワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデー・ビザ制度は日独両国の合意に基づくもので、日本の若い人たちにドイツの文化や日々の暮らしに触れる機会を提供するためのものです。
滞在可能な期間は3ヵ月以上1年以内で、最長365日、ドイツのさまざまな職場で働くことができます。(ただし、一つの職場での最長就労期間は6ヶ月までです。)
就労しながら語学学校に通ったり、その名の通り旅行するのも自由です。潤沢な資金があれば就労も強制ではありません。自由に1年間過ごし、見聞を広めることができる、若者にだけ許された特別切符です。
(参照:ドイツ大使館ウェブサイト)
ワーホリビザ申請方法
2010年6月15日から、世界各国のドイツの大使館・総領事館で申請することが可能になりました。
本人の場合は、ビザなしでドイツに入国してから、管轄当局(通常、外国人局)で申請することができます。
ただし、移民問題を多く抱えているドイツでは外国人局はいつでも超満員です。特に大きな都市では「予約は1ヶ月以上待ち」ということもザラにあります。
ビザなし(観光ビザ)で入国し、周辺諸国を観光してから最後にワーホリビザを申請しようと思っても、申請する時期には「観光ビザの期限切れで不法滞在」なんてことになりかねないので注意が必要です。
※世界各国のドイツの大使館・総領事館、あるいはドイツ国内の外人局では受け付けていない場合もあります。申請をされる際には事前に直接各大使館及び外人局に問い合わせることをお勧めします。
ワーキングホリデーから正規就職するには
勤務先の会社に正規で就職したい旨を伝え、就労先にビザ申請に必要な書類を出してもらうことが条件です。
勤務先には「なぜこの日本人がこの企業に必要なのか」を管轄の外国人局に明確に提示してもらう必要があります。
ドイツ人の雇用を守るために、「日本人でなければいけない理由」が必要だからです。
その他に必要書類を外国人局に提出し、受理されてから2,3ヶ月ほどで就労ビザの電子カード発行の手紙が届きます。
また、外国人局によって提出する書類が違ったり、同じ局内でも担当者によって言うことが全く違うことがかなりよくあるので、必ず管轄の外国人局・自分の担当者に確認しましょう。
ワーキングホリデービザから就労ビザへの切替の申請時点でワーホリビザが期限切れになる場合は「仮ビザ」を発行してもらえる可能性があります。
「仮ビザ」がない場合は就労ビザを受け取るまで原則就労はできませんので、切替時やビザの期限にご注意ください。
- 働く上で必要な英語力、ドイツ語力・職歴・資格
英語力、ドイツ語力
ヨーロッパ全体に言えることですが、英語が母国語でない国の人でも基本的に英語は理解してくれる傾向にあります。
特に最近の若者(30歳以下)は英語がとても上手なので英語力があるに越したことはありませんし、英語さえ理解できれば英語もドイツ語も全く話せない人に比べると苦労することも少ないです。
ですが、逆に30歳以上、特に田舎の方に行けば英語を話せる人は少なくなります。また、英語を話せるドイツ人でも英語を話すことを嫌がる人は多くいます。
ドイツはドイツ語の国ですから、仕事でドイツ企業に就職する場合はドイツ語でのコミュニケーション能力が必須です。
ドイツ政府認定のドイツ語検定でB1取得(中級程度)が目安とされています。加えてほぼ全てのドイツ人が英語を話すことを考えると、英語とドイツ語に加え日本語の3ヶ国語が話せることが強みになるでしょう。
学歴
ドイツの学校システムは特殊です。日本でいう小学校を4年で卒業し、その際の成績でその後に進める進路が2種類に分けられます。(親の意思で進路変更可能)
子供の頃に「将来のやりたいこと」や「やれること」を決めなければいけないので、「学歴を重視する」というよりは「何をしたいのか」「何を専攻してきたのか」が重視されるといえます。
従って、ドイツで就職する場合に重視されることは学歴というよりは「経験」や「専攻内容」といえるでしょう。
職歴
どの外資系企業でも比較的同じ傾向にありますが、即戦力を求められることが多いため「何ができるのか」「どんなことをしてきたのか」を重視します。
ドイツでは学生でも就職前にインターンシップを行ったり、アウスビルデュングをしているので何よりも経験が大切とされます。
いきなり未経験の職種に応募しても「なぜ?」「何ができるのか?」と疑問に思われます。しっかりと筋道を立てて伝えれば少しは可能性はあるかもしれませんが、難しいでしょう。
よっぽどその職種につきたい場合はアウスビルデュング制度を利用して学び直すなどしてからの方が賢明と言えます。
資格
ITやプログラミングなどは資格があれば優遇される可能性はあります。理系の学生は大学在学時に企業から内定をもらえることもあるほど、売り手市場だからです。
逆に文系の人材はインターンシップなどで経験を積む必要があり理系の学生に比べると苦労します。
特に日本で言語を専攻し、ドイツ語検定・英語検定などの資格を有していても全く役に立ちません。ヨーロッパでは複数言語話者は当たり前ですし、ましてや日本国内での資格は世界で意味を持ちません。
ドイツでいえば、「ドイツで就職したいならドイツ語が話せて当たり前」ですのでドイツ政府認定のB1以上を持っていても、ドイツ人と同じスタートラインに立ったにすぎません。
デザインのイラストレーター・フォトショップやCAD設計などを使用できると就職に有利な場合がありますのでお勧めです。
- 日本語のみの仕事はあるか
ドイツで英語不要・語学不問で日本語のみでできる仕事はほぼないに等しいです。
唯一あるのは日本食レストランです。
大抵の場合は日本人が働いているので日本語で会話が可能ですし、未経験でも可能な場合も多くあります。
しかし、もちろんお客様はドイツ人や日本人以外のお客様なので多少なりとも語学ができるに越したことはありません。
- ドイツ留学から就職する方法
ドイツ留学から就職するには、現地企業でインターンシップをするか職業学校で職業訓練を受けると良いでしょう。
理系の大学や大学院で就学中の場合は、専攻によっては在学中に正規で就職することも可能でしょう。ただし、学生ビザでは就労はできませんので目的に合わせてビザの切替が必要です。
ワーホリビザが取得できる状態であれば、ワーホリビザを取得するのが一番簡単な方法です。
ドイツ国内でも申請できますし、就労の自由があるので興味のある会社でアルバイトをしたり経験を積んで就職することも可能です。
ただし、ビザの切替については管轄の外国人局と担当者によって判断が異なるので確認が必須です。
ドイツ語の語学力は必須といえますので在学中にしっかりと学びましょう。
- 新卒・未経験のドイツ就職
新卒のドイツ就職の流れ
ドイツでは日本のような新卒一斉就職はありません。大学の卒業時期も大学によって異なるので、個人で興味のある就職先に応募していきます。
日本とは違い、新卒に丁寧に教えてくれる研修などもほぼありません。
田舎など地方の地域によっては、就職にはコネクションが重要になる場合もあります。
ドイツ人でさえ就学中にインターンや就労経験を積んで就職を目指しています。新卒でスキルがない日本人がドイツで就職することは難しいと覚悟しておきましょう。
なかには、高卒や20代前半で未経験でドイツに新卒就職した人もいます。まずは日本食レストランで働いて、ドイツ語を使用できるようになってから転職していくパターンが多いです。
新卒に求められる能力
ドイツ企業に新卒で入社するのは難しいですが、日本食レストランで就職するのであれば日本国内での条件と同じことが求められます。
明るい・元気がある・自分で考える力があり、行動できる人材はどこへ行っても重宝されるでしょう。
- 日本とドイツの企業・働き方の違い
企業文化・ビジネススタイル
ドイツ人は自分の業務範囲外のことをやりたがりません。日本が横型で仕事をすることに対し、ドイツは縦型で仕事をします。
例えば日本で顧客担当者が離職して不在の場合、他の担当者が兼務して不在のポジションをカバーします。ドイツでは顧客担当者が不在であれば後任が入るまで不在のままです。
そのため、日本の便利さに慣れているとストレスになる場合も多いでしょう。
また、日本の企業に根強く残っている長いだけの結論が出ない会議や朝礼や店舗での「やる気の声出し」は理解に苦しまれる点です。
そういったワークスタイルの違いに戸惑うことがあると思いますが、慣れてきたら問題はありません。
雇用形態
雇用形態は正社員雇用・パートタイム・ミニジョブがあります。
パートタイムとは日本でいう「アルバイト」ですが「アルバイト」という言葉自体がドイツ語で「仕事」という意味です。そのためこの場合はパートタイムと呼びます。
ミニジョブとは
ミニジョブとは給与が月に450ユーロ以内の雇用形態のことです。この月450ユーロは税金がかからない上限の金額になりますので、アウスビルデュングと言われる職業訓練生もこの金額で働いています。
6ヶ月の試用期間
実際にドイツ企業で勤務する前に企業側から提出された契約書にサインをします。
契約書にはProbezeitと呼ばれる6ヶ月間の試用期間があり、その期間中は解雇保護法の適用がありません。
すなわち、6ヶ月の試用期間以内であれば企業側から特に理由もなく「解雇」を言い渡されることがあるということです。
逆に労働者側からも辞めることができます。
休暇
ドイツでは有給休暇は年間24日程度です。日本とは違い病欠の場合に消化されるものではなく、あくまでバケージョン休暇です。
病欠の場合は、医師の証明書があれば保険会社が給与を企業に払う仕組み(欠勤分の給与)になっています。
労働時間
出社して「勤務する準備が完了して実際に勤務し始めてからが業務時間」という日本人の感覚は、時間に細かいドイツ人には理解されにくいでしょう。
ドイツ人は出勤時間が8時であれば8時に会社に到着しますし、17時に仕事が終わる場合は10分前に片付け始めて17時に「会社を退社」します。
- ドイツの物価・生活費
ドイツの物価の解説
ドイツの物価は日本と比べると安く感じる場合が多いです。特に食材など、日常で使うものに関しては安い傾向にあります。
ただし、タバコなどの嗜好品(20本入りで6.4ユーロ:約820円)やEU以外からの輸入商品(日本の食品)、贅沢品などは高い傾向にあります。
ドイツの生活費の相場
全体的な生活費の相場は日本に比べると安いといえます。EU内は関税がないのでイタリア産のレモンやスペイン産の生ハムなど他のEU諸国の商品は日本で買うよりも当然安いです。
交通費
ドイツは車社会でもあるので交通費は高い傾向にあります。都市によって内容は異なりますが、片道のバスは3ユーロ(約400円)・片道トラム1.7ユーロ(約220円)などです。
ただし、学生は指定範囲内の交通費が無料であったり、週末はその学生の連れであれば金額が無料になったりと様々な制度があります。
都市によって異なるので調べてみるのが良いでしょう。
住居費(家賃)
東京に比べると家賃は安く感じるでしょう。なぜなら住居自体が広い場合が多いからです。
東京23区内で30㎡以上の物件に住もうと思ったら15万円程度はするでしょうが、ドイツでは大きな都市でも1,000ユーロを超える物件は倍近い広さになります。
メジャーではない都市の中心街でも500ユーロ(7万円程度)で65㎡などが普通です。さらに田舎に行くと一軒家等が1,000ユーロ程度(13万円程度)で借りられる場合もあります。
ただ、近年は住居を見つけること自体が難しくなっていることに加え家賃が高騰しています。
地域によっても大分変わってくるので、事前のリサーチは必須となります。インターネットで「miet Wohnung 地域名」などで気軽に検索できるのでお勧めです。
食費
レストランなどでの外食費は日本とあまり変わらない印象です。
ただし、全てがビッグサイズなので日本のサイズに慣れている場合は多すぎると感じることもあるでしょう。
一人あたり20〜30ユーロもあればお腹いっぱい食べられます。
ドイツの手軽なファストフードといえばケバブです。1つあたり3ユーロ(400円)ほどで購入でき、こちらもビッグサイズなので満足感があります。
- ドイツの都市・エリアごとの比較
ベルリン
ドイツの首都であるベルリンはアートやナイトクラブが有名です。
インターナショナルな都市でもあるのでドイツ語を話せなくてもほぼ英語のみで生活も可能です。多国籍の人々と触れ合う機会が多く、ドイツ最初の在住都市としてはお勧めです。
ベルリンはスタートアップやベンチャー企業が多く、英語のみの求人も多数あるのでドイツ語に自信がない人でも挑戦しやすい都市です。
日本人向けにビジネスを展開している会社もあるので日本語と英語が話せればOKというところもあるでしょう。
フランクフルト
ヨーロッパ金融の中心地であるフランクフルトはビジネス街です。世界各国からビジネスマンが集まっており、メッセ会場も多数あるので国際展示会がよく開かれています。
日本人向けの旅行代理店や事務職、日系の東横インがあるのでホテルの求人もあります。
フランクフルト(空港)
ヨーロッパ最大のハブ空港の1つであるフランクフルト国際空港があります。最大というに相応しく、空港は巨大ですので利用の際は余裕を持って行きましょう。
ミュンヘン
ミュンヘンはドイツ国内で最も高級な都市と言われています。
ドイツ国内での平均給与・家賃などが最も高い都市です。暮らすには「家賃が高く、大変だ」という声も多く聞きます。
他の都市と同じく、大きな都市なので日本人向けの求人は多くあります。日系企業の事務や企画・営業・会計といった求人や日本食レストランも多数あります。
家賃や給与事情を考慮して検討したい都市です。
デュッセルドルフ
デュッセルドルフ空港もある、ヨーロッパで第3位の日本人街があるデュッセルドルフはドイツ国内で最も多くの日系企業が進出しています。
街には日本語が溢れ、日本食スーパーも多数あり、品数も豊富でほとんどの物が手に入ります。
日系企業の求人もドイツ国内一で、求められるスキルさえあれば他の都市に比べると就職先を見つけやすいといえます。
日本語を話せるドイツ人も多く、タンデムパートナーや語学の先生もすぐに見つけることができます。
ただ、日本人コミュニティも最大なのでコミュニティが苦手な人には不向きといえます。日本以上に村社会でつながりが強いので窮屈に感じる場合もあるでしょう。
- ドイツで働くメリット
残業がない
ドイツで働く上でのメリットといえば、残業がないことでしょう。逆に残業する人は業務管理ができていない・能力不足と思われます。
よく、「日本人は始まりの時間は厳守するが終わりの時間は全く守らない」と揶揄されますが日本のような「残業して頑張っている=美徳」にはなりません。
休暇がしっかり取れる
これも海外ならではですが、ドイツでは特に休暇のために働いていると言っても過言ではありません。
有給休暇は多くの場合が日本と同じで24日程度ですが、その他に風邪を引いた時用の休暇があります。
有給休暇は急な病欠や急用のために使用するものではなく、「バカンスで利用するもの」という価値観が浸透しています。
風通しが良い
ドイツでは上司であっても名字ではなく、名前で呼ぶことが多くあります。上司とフレンドリーな関係も作りやすく、自分の意見を言いやすい場合も多いでしょう。
- ドイツで働くデメリット
結果が全て
日本とは違い、実力や結果が物を言います。海外で働くとどこの国でも同じだと思いますが、結果が全てです。
場合によっては解雇ということもありえます。
日本の会社のように、特にエキスパートでもない人が上長になることはほぼないでしょう。
そのため、年下が上司になることも多くありますので日本の会社制度に慣れている人は注意が必要です。
責任は負わない
ドイツでは「私の責任じゃないからわからない」という回答をもらうことが多々あります。
そういった環境に慣れ、自分自身も「私の責任ではないから」という理由で自分の業務に線引きをすることで自分の成長を狭める原因になる可能性があります。
若ければ若いほど、そういった環境で働くことはあまりよくないことだと思います。
自分の可能性や知識に線引きをせず、どんどん挑戦するスタイルで仕事に臨むのが良いでしょう。
- 仕事の見つけ方
日本からドイツの仕事を探す方法
「World post」やドイツの掲示板、「Indeed」などの求人サイトを利用するのが良いでしょう。
面接はSkypeで行なっている企業も多数あるので企業に確認することをお勧めします。
ドイツで仕事を探す方法
月刊誌の「ニュースダイジェスト」や求人サイトを使用するのがメジャーです。また、興味のある企業があれば直接電話やメールなどでアプローチすることも可能です。
- 選考の流れ
選考の流れは日本と同様です。
履歴書(Lebenslauf)を送り、書類選考の後に面接となります。
履歴書は新しい順に書き始め、仕事内容など具体的に記載するようにしましょう。
このLebenslaufは「今までの人生で何をしてきたのか」全てを記載します。
決まった形式などはないので担当者の目に留まるデザインや整理された履歴書を作成することが重要です。
- 英文レジュメ、面接のコツ
英文レジュメ・モチベーションレター注意点
英文レジュメは新しい順で書き始めます。決まった形式はないので担当者の目に留まるデザインや構成で作成します。
特に職歴など具体的に「何をしてきたか」それを踏まえて希望する会社で「何ができるのか」を記載するようにしましょう。
面接のコツ
面接では「自分には何ができるのか」をしっかりアピールすることが必要です。
特に日本の大学で「英語を勉強してきたので英語ができます!」「ドイツ語を4年間勉強しました!」は全く意味がありません。語学は使えて当たり前です。
ドイツ人と同じフィールドに立っただけのことです。その上で企業があなたを採用するメリットをしっかりと伝えることです。
- ドイツ企業で求められる人材像
積極的に動ける
海外では遠慮は不要です。自分の意見をしっかりと筋道立てて発言しつつ、実行できる人が求められます。
誠実さ
ドイツ人はシャイな人が多いです。最初はかなり冷たく感じますが、仲良くなっていくと徐々に心を開いてくれます。
お客様でも同僚でも、誠実に対応することが大切です。
頭の回転の速さ
日本でも同じですが、頭の回転の早い人は重宝されます。相手が何を求めているのか、何がベストな方法か、先手先手で行動できる人が求められます。
企業に求められる人材はどこの国でも同じです。
自分が社長になって給与を払う立場になったらどうかを考えながら仕事をすることです。
- おすすめの転職エージェント
ドイツで転職する上でおすすめのエージェントをご紹介します。
- ドイツ就職の成功事例
Bさんはドイツ語は話せませんがもともと英語が流暢で、ドイツで日系企業へ転職したいと考えていました。
ドイツ語を勉強しつつ飲食店で1年間勤務し、お客さんの紹介で日系企業へ転職を成功させました。
今となってはドイツ語もかなり流暢になり、日系企業のマーケティングポジションで勤務しています。
- ドイツ就職の失敗事例
Sさんは一念発起して海外で就職しようと考え日本から就活を行いました。
ドイツの日本食レストランで内定をもらいドイツに渡りましたが、レストランが今や日本でも類を見ないブラック企業だったのです。
せっかく海外で仕事をしているのに、レストラン内は全て日本語でお客様と話すのも禁止、笑顔になるのも禁止、休日にお客さんと遊びに行くのも禁止、休日は週に1回、オーナーは店で友達と飲みながら仕事をする、などあまりにもオーナーのやりたい放題。
おまけに売り上げが下がったと全て責任を押し付けられ罵倒される日々で、慣れないドイツ生活に精神的苦痛が伴い2ヶ月で退職。
現地の日本人オーナーは同じ日本人だからといって良い人だとは限らないということを強く心に刻んだSさんは、別のドイツ企業に転職成功しました。
- 人気ブログ
ドイツ在住の日本人で人気のブログをご紹介します。
- 他の掲示板サービスと何が違うの?
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ドイツ掲示板の特徴は、ドイツに滞在している日本人はもちろん、留学コミュニティ情報サイト「アブログ」や留学メディア「THE RYUGAKU」との連携によって、これからドイツに行く人にも「求人・アルバイト」の募集・広告を伝えることができます。
他の掲示板サービスは、利用している人たちもドイツに到着するまで、その存在を知らなかったというケースが多いのではないでしょうか?そのためドイツに滞在していて、更にその掲示板サービスの存在を知っている日本人だけが利用している状況になっています。
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- 「求人・アルバイト」に新規投稿するには?
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ドイツで就職や転職を考えている人は無料で求人に応募することができます。
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ドイツ掲示板は、ドイツに滞在している日本人、もしくはドイツに滞在予定がある日本人を対象にしています。語学力が必要なお仕事、専門スキルや資格が必要なお仕事など、どんな職種、業種でも、日本人を対象にした求人広告であれば、ぜひご投稿下さい。
ドイツ掲示板は「これからドイツに行く人」も利用しています。ドイツに滞在している日本人はもちろん、渡航前の日本人に対して求人広告を案内することもできます。
求人のご掲載はドイツでのお仕事、またはドイツの現地通貨にて給与をお支払いされるお仕事を対象にしております。ドイツに監督者がいない在宅のみの勤務、オンラインのみの勤務は対象外になります。